どうしても、食べたくなって行ってしまう場所がある。
ただし、一人で行くことはなく、たいてい友人と出向く。
本塩釜駅前の「ひょうたん」。
昨夜は幻のメニュー「アブラ」にありつけた。それを七輪の網の上に載せれば、あっという間にメラメラと燃え上がる肉欲(笑)
カリッと表面が焼きあがった頃、この味は最高潮に達する。これは単なるホルモン焼きである。しかし、このお店のそれは格別で、ひと月も食べないでいたら、少しイラつく。なぜなのかはわからない。ひょっとすると電車に乗ってホルモンを喰いに行くという行為が好きなのかもしれない。
肉欲を満たした後は、行きつけのバーで終電まで友人たちと語りあう。昨夜は、日本の音楽と絵画談義で盛り上がった。
バーを出て、駅に向かう途中、冷たい風のなかにちょっぴり春の匂いを感じた。
仙石線各駅停車で本塩釜駅から仙台まで。30分程度の短い旅だけれど、私にとっては何とも言えない心地のよい時間なのであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿