かつて土樋の事務所の長老として君臨し、一昨年事務所を一番町に引っ越してからは、梶賀センセのお宅で元気に過ごしていた事務所猫ロクさんが、今日お星さまになってしまいました。
推定年齢18歳。腎不全でした。
1997年に当時の事務所マンションの6Fで動けなくなっているところを保護。名前の由来は6階で僕らと出会ったから。
よく例えで「人間が出来ている」という表現を使いますが、彼の場合は「猫が出来ている」。
つらいときやかなしいとき、僕が判断に迷ったときは、この上の写真のように、納得のいくまでずっと僕の相談に乗ってくれた猫でした。
彼の仕事の一つは僕の仕事のチェック。よくこんな風にね。
1997年には、Kajical
Mystery
Tour第26弾『ロクくん奮闘記』というSCSミュージカルの主演(ロクさん本人出演)も果たした、タイトルローラーでもあります。
沢山の人たちにお世話にもなり、事務所猫1号のベンジー君の臨終のときは、最後までずっとベンジーを暖め続けていたのもロクさんです。沢山の猫や人間の面倒をみてくれた猫でした。それゆえ、スタッフや、彼を知る人たちは、敬意を込めて「さん」付けで呼んでいました。
全てのいのちはいつか必ず尽きるもの。
しかし、悲しくて悲しくて。
知らせを聞いて、昔のスタッフたちが、最後の別れに駆けつけてくれました。
ロクさん、楽しい思い出をありがとう。沢山の仲間と遊んでくれてありがとう。
いつか、あっちで会おうね。
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