2013年8月14日水曜日

自力で空を飛ぶ

子供達は夏休みである。
そしてお盆である。
この頃になると、暑い暑いと言いながらも、
頬を撫でる風に秋が混じっていることも感じ始める。
 
世の中お盆休みにもかかわらず次の作品稽古の為に稽古場に集まる子供たち。彼らの間では「夏休みの宿題終った〜」とか、「理科の自由研究が…」「作文が…」などという会話が飛び交う。
 
ふと自分の昔を考えてみた。
剣道の夏合宿、辛かったなぁなんて記憶もあるけれど、
読書感想文で「原生林のコウモリ」って本を題材にしたことを思い出した。
本の内容を良く思い出せないので試しにネットで検索してみると、
何と改訂版っちゅうのが手にはいるらしい。思わずAmazonでポチった。
コウモリは哺乳類で唯一、自力で空を飛ぶことが出来る。
自力で空を飛ぶってどんな気持ちなんだろう。
想像しただけで五感が刺激されて、ワクワクする。
本が届くのが楽しみ。
 
コウモリと言えば、近頃僕の周辺に居るのはオペレッタの「こうもり」。
一昨日4日間に渡る集中稽古を終えたばかりである。
オペレッタ「こうもり」のお話の中で、ファルケが何故蝙蝠の姿になったのかは述べられていないし、実際にコウモリは登場しないけれど、9月6日〜7日の本番では、そのあたりの演出がどうなるのか。これまたワクワクする。
写真は一昨日こうもりお稽古場でのワンシーン。
 
 
お稽古場に立ち会っていると まさに喜歌劇!を痛感。本番でも客席で大いに笑って楽しんでいただける作品になりそうだ。
人間はコウモリと違って飛べない哺乳類だけれど、そのぶん想像力や創造力を授かっているのかも知れない。最大限に活用せねば。
 
 

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