前述の映画「パンドラの匣」は、宮城県の南三陸町が主なロケ地でありました。
南三陸町は歌津町と志津川町が合併して出来た町です。その旧歌津町にて、1994年から11年にわたり地元の小学生ミュージカルを指導していた事があります。
その歌津町伊里前(いさとまえ)小学校の裏庭で拾ったのが、うちの事務所猫第1号のベンジー。
当時何日か子どもたちが面倒を見ていましたが、一見して衰弱が激しく、保護したときには瀕死の状態。仙台まで連れて来てお医者さんに見せたところ、「ダメかもしれない」という状態でした。
しかし、彼は見事生還。翌1995年には、猫好きの梶賀センセが「ベンジー!」というミュージカルを作ったほどです。彼は、ほんとに僕らにいろいろなエピソードや勇気をくれました。
そのベンジーがこの世を去って、ちょうど1年。
ふるさとの歌津の海に散骨した時は、当時ミュージカルに関わっていただいた地元の方に再会。新聞記事にもしていただいたほどです。
歌津のねこらしくメカブが好きだったなぁ〜、などと、ベンジーの思い出にひたる一日です。
0 件のコメント:
コメントを投稿