2014年5月23日金曜日

記憶

人間の記憶はほんとうにあいまいなもので、
そして人間は忘れる動物である。
しかし、忘れることをしなかったら、とんでもなくしんどいことになるんだろうな。

一方、近頃少しずつある勉強をしているのだが、
覚えようとしたことはなかなか覚えられない。
気分転換にドライブしていたら藤の花を見つけた。
夜だから写真は撮らなかったけれど、
あぁ、去年も見つけたっけなぁ、と思った。

そういえば、
桜が散って、街路樹の萌える緑色が鮮やかな短い時期の直後だったような。
今がそんな季節か。
ちょっとしたことで連鎖的に思い出す記憶というものは、ニンゲンの脳みそのどこに隠れているのだろう。

 (写真は去年の藤)

ニンゲンは死ぬまでに脳みその機能を全部使うことはないということを聞いたことがある。
しかも、記憶と忘却を簡単にはコントロールできない。
そうなっているのも何か理由があるにちがいない。

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