仕事をしたようなしなかったような不思議な一日。
久しぶりにギターシンセサイザーを弄っている。
私が初めてギターシンセサイザーを手に入れたのは1994年。
ローランド社のGR-09という機種であった。当時は28音ポリフォニックのギターシンセということで、驚愕しながらいろんな音を出してみて楽しんでいたものだ。
しかし、ギターシンセを録音やライブで使用するとなると、機材や音色の癖を掴んだうえで余計な音が混じらないように演奏しなければならず、私のギターテクニックでは猫に小判状態だった。
それでも、キーボードの苦手な私は、ギターシンセによって、打ち込み(MIDIプログラミング)の効率がだいぶ向上したこともあり、 現在でも、もっぱら打ち込みの補助機材として使用している。
写真はGR-09の何世代か後継機種にあたるGR-20という機種。発売は2004年だから、この機種ももう10年選手。
しかし相変わらずMIDIデータ入力用である。
今日は久しぶりにこの機種の内蔵音源を聴いた。昔の機材に触れるとき、時代や機材が変わっても、大切なのは音楽に向かうときの発想や感性の瑞々しさなのだということを再認識させられる。
今度はライブでもちょっと使ってみようかな。
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