お天気にも恵まれて「ふたごの星」福島公演が無事終了した。JUN_harvestのメンバーも観劇。ドラムの一ノ瀬健治は、この作品で作曲家デビュー!である。梶賀千鶴子の演出・振付、山口清史の照明により、彼の楽曲の部分はとても美しい場面になっていた。もちろん、編曲でサポートしたサイトウミノル、只野展也の才能もキラリ。
キャストの演技に対しては、何度も拍手をいただく場面があり、またダブルアンコールもいただき、大変盛り上がった。子供たちに対しての歌唱指導のコーナーでは、ほとんどのお客様に歌と簡単な身振り手振りに参加していただき、会場はとてもよい雰囲気だった。きっと今日音楽堂に来てくれた子供たちやご家族には楽しんでいただけたのではないかと思う。おいでいただいた皆様、ありがとうございました。
一方、東北でも有数のパイプオルガンが据えられている音楽堂でのミュージカル公演ということで、(演劇等を想定したホール設計ではないため)技術的には、通常のPAシステムでは台詞や歌詞が聞き取りにくくなるという残響の処理が課題であった。しかし音響スタッフの緒方晴英氏が苦心してこの問題をほぼ解決してくれた。 もちろん、照明の仕込みなどについても多くのアイディアをスタッフに出していただいた。
音楽堂でのミュージカルも、他の劇場にはない、面白みといい味を楽しめるのである。
ちなみに、キャストやスタッフが舞台に居ないほんのわずかな時間に、こっそりステージで歌ってみた。その残響がめちゃくちゃ気持ちよい。(ホールの響きが楽しい!ひとりで楽しんでごめんね)
さて、SCSミュージカル「ふたごの星」。次回は来月仙台で公演が控えている。劇場の規模(客席数)は、福島市音楽堂に比べれば5分の1以下になるが、さらに心をこめて制作にあたりたい。
皆様どうかご声援のほどお願いいたします。
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