ニュースによれば、梅雨明けは8月にずれ込むかもしれないという。本日も花泉の稽古場ではみちのくミュージカルシアター(以下MMT)合宿が続く。稽古場には梅雨空とは無関係に熱気にあふれている。幸い稽古場のホール内はクーラーによって快適な気温に保たれている。
演出家の檄が飛び、演技者の緊張感はどんどん高まり、各所で真剣な反復練習が繰り広げられている。この文章も稽古場で書いているが、全体のレベルは確実に上がっている。
MMTは合唱力が武器だ。今日は合唱にも造詣が深いある県会議員も激励にお見えになったが、コーラスの力がさらに上がっていることに驚かれていた。一関市は合唱が盛んな土地としても知られている。その土壌で生まれたMMTというミュージカルグループの今後の活躍は大いに期待できる。
総合的な演技力、ダンス力も驚くほど高まっている。幅広い職業や年齢層で構成されるグループがこれだけ統制の取れた動きを行っているのはすごいことだ。自画自賛ではない。私がこの20年間見てきたもしくは、手がけたどの市民ミュージカルより迫力がある。特に2幕の梵鐘以降の場面は圧巻。
公演は、8月23日(日)14:00 みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)にて。前回一関公演は公演1ヶ月前にチケットが完売している。今回のチケットも残り数十枚だそうだ。Don't miss it!
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