2016年3月11日金曜日

雪がはらりと舞い

あれから5年目の今日。
七ヶ浜町での追悼式典から仙台でのメモリアルイベントへ、掛け持ちで3.11の式典イベントに出席した。


同じころ、仙台の稽古場ではあかねちゃんの写真をピアノの上に飾って、梶賀先生を先頭に居合わせたメンバーが黙とうを捧げてくれていたようだ。写メが届いた。


さて、式典を終え七ヶ浜国際村を出たときに、
ほんの短い時間、

雪がはらり、はらりと舞った。

「ああ、あの日も雪が降った」
と、思った。

それは
あの日から会えなくなっている人が
忘れないでね
ありがとね
と、言っているようで
さらに
さらに
空を見上げた

国際村では、NaNa5931の子どもたちが立派にコーラスを務めてくれた。客席で、子どもたちの声を聴いて涙するすかたも、ちらほら。
一方、仙台の県民会館では、SCSミュージカル研究所の子どもたちが「想いを未来へ」というイベントでフィナーレの合唱サポートをさせていただいた。


どちらの子どもたちも、立派に務めてくれた。
このところ、どこに居ても、TVもラジオも震災関連の話で、息苦しく感じていたが、子どもたちのコーラス&パフォーマンスは、そんな憂さを一掃してくれる魔法の時間となった。


ありがとう
忘れないよ

きっと、そちらまで聴こえたんですね

0 件のコメント: