2016年3月19日土曜日

ちいさな成果発表会

ミュージカルグループのNaNa5931、そしてパーカッショングループのGroove7が所属する七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーは、今年で活動開始から15年を迎えました。

この2つのグループ、毎年、年度末にちいさな発表会を開催します。
それぞれに工夫を凝らして、短い時間ながらも内容の濃い、客席からも大きな拍手の沸き起こった発表となりました。


NaNa5931では、宮沢賢治の『双子の星』を原作とした『ふたごの星』(脚本:梶賀千鶴子、音楽:ヒロセ純)を、すべて自分たちで振付し、みんなで演出や衣裳を工夫しての発表でした。


私たちの手を借りずとも、メンバーが力を合わせて作品を仕上げてくれた『ふたごの星』、実に見事なものでした。



一方、パーカッショングループのGroove7は、ミュージカルの発表を一緒に観た後に、ホールロビーに準備した楽器群を使用して、こちらも素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
変拍子の難しい曲も、難なくこなす彼らに、大勢のお客さまが、拍手を贈ってくださいました。


こうした発表会においては「公演」という形態をとらずに行っているために、照明や音響については、国際村スタッフの皆様のご協力が不可欠です。今回も大いなるご協力を頂戴いたしました。
国際村の皆さまはじめ、町内の多くの方々に支えられての節目の年。

来年度以降は、これまでに七ヶ浜国際村パフォーマンスカンパニーに蓄積された様々なスキルとノウハウを、今度は国際村や町の皆さんと活用していくフェーズへと移行してまいります。
この国際村の事業で育ったメンバーが、今度は町の子どもたちの芸術分野での指導者として活躍できるような、新たなプログラムをスタートさせます。

今後も引き続きNaNa5931やGroove7の活躍、そして新たに誕生する「もっきんバンド」 に、ご期待頂ければ幸いです。


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