川の流れをじっと見ていると
沈んだばかりの太陽の残照のおかげで
鏡のような水面に、時おり「輪」が広がっているのがわかります
よく見ると、魚が跳ねた水の輪っかです
豪雨のあとの恐ろし気な表情は嘘のように
なぜかエメラルド色の水面に広がる
いのちの波動
不規則に、予想もつかないところに
広がります
次はこの辺かなと目を凝らしていると
自分の視野の端のほうで輪っか!
予測は常に裏切られてしまいます
いのちの営みは
予測不能
そんな結論に達した
お散歩でのひととき
昔、稽古場や事務所のあった辺り
愛宕大橋にて
0 件のコメント:
コメントを投稿