みちのくミュージカルシアター東京公演へ向けての稽古も、いよいよ大詰め。残すは週末の最終合宿稽古のみ。
今夜は1年半にわたりお世話になった「一関学習交流センター」では最後の指導日です。みちのくミュージカルシアターのメンバーとはじめて会ったのもこの場所でした。ものづくりの過程で、いろんなドラマがいっぱいありました。この稽古場では最後となる演出家の諸注意に、出演者の顔は緊張と期待で溢れています。
3月の初演では、JUN_harvestも全員音楽で関わりました。
ミュージカル「夕焼けの向こうに」。
作・演出・振付=梶賀千鶴子、音楽=上田亨、照明=塚本悟、音響=実吉英一。
作・演出・振付=梶賀千鶴子、音楽=上田亨、照明=塚本悟、音響=実吉英一。
日本のオリジナルミュージカル(輸入物じゃない)づくりにおける各分野のトップランナーたちががこの作にスタッフとして名を連ねています。
今月23日にみらい座いけぶくろで上演する「夕焼けの向こうに」では、出演者たちはいくつかの「みちのくから発信」する重要なメッセージを作品おなかに携えて東京へと向かいます。
実は(ちょっとネタバレですが)最後にハスの開花のシーンがあります。藤原泰衡の首級桶から発見された古代ハスの種子が中尊寺の池で見事に開花したことは有名です。
800年という長い眠りから覚め、この時代にハスの花が開花したということが、私たちのメッセージを象徴しています。なぜ、この時代なのか…。
最後の稽古場に我々指導スタッフが到着すると、
受付には、美しいハスの花が飾られていました。
最高に粋なはからいです。
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