舞台関係のお仕事またはイベント関連のお仕事をなさっている方ならば「場当たり」と言えば、何をすることなのか、すぐにお分かりなのだと思います。しかし、それに「的」をつけて「場当たり的」となれば、一転してネガティブなニュアンスになります。
つくづく日本語は面白いし、奥深いなぁと思うのであります。
さて、昨日は七ヶ浜でのお稽古日。七ヶ浜国際村では、NaNa5931のメンバーが、来月行われるミュージカル公演で開場直前に披露予するウェルカム・パフォーマンスの「場当たり」をしておりました。
「ウェルカム・パフォーマンス」は、お客さまにとって、今から演技する出演者たちを事前に間近で見ることができるということもあって、毎年人気のイベント。創立以来14年続けています。
勿論こちらの「場当たり」は、舞台用語の方です(^^♪
出演者も我々指導陣も、場当たり的なやり方では、作品を創っていくことはできません。
ひとつひとつの場面を確実に「場当たり」しながら、進めていきます。
昨夜は、音楽にシンクロさせて、それぞれのポジションを確認しながらの歌と踊り。
子どもたちの元気な声は、国際村の施設いっぱいに響き渡っていました。
今回の公演、私は制作と音楽で関わっていますが、こうした子どもたちの元気な声で、ますます仕事をやる気が出てきます。名前の通り、単純な男ですね。
そして、なによりも、我々のような立場の者たちは、こうして現場にいることが重要であることを改めて感じたひとときでありました。
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