今朝の河北新報には、昨日、東北のあちこちで東日本大震災の追悼式典が行われたという記事が掲載されていました。
昨日のブログ記事の続きのようになりますが、七ヶ浜町で、私が子どもたちと一緒に黙とうをささげている頃、仙台市の稽古場に居合わせた研究生やスタッフも、静かにこうべを垂れていたそうです。
そして、あの日、翌日に控えた初舞台を踏むことなく9歳の短い生涯を終えたあかねちゃんを想って、居合わせた数人がダンスや歌で追悼したそうです。
SCSスタッフのF氏が写真を送ってくれました。
センセは写真のあかねちゃんに何か話しかけているのでしょうか。
稽古場に居合わせたのは数人のようですが、元気なダンスで追悼してくれたのですね。
ありがとうございます。
あかねちゃん
きみが立ちたかったミュージカルの舞台を
この春もちゃんとつくりますよ
キッズクラスには
もうね
震災後に生まれた子たちがいるよ
あかねちゃんが居たら
きっと面倒見てくれて、
一緒にお稽古していたんじゃないかな
そんなことを考えながら
昨日のその時間は
海辺に響いたサイレンを
海の近くで子どもたちと聴いていたよ
センセもカズくんもナギちゃんも、
クラスメイトも、
そしてもちろん僕も
いつまでも
いつまでも
きみの友達
今日からは「5年目」に向けて、 私たちの日常が始まりました。
実はその「日常のクオリティ」が私たちにとって、復興の指針なのであります。
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