2015年3月27日金曜日

年度末成果発表会

昨夜は七ヶ浜国際村にて、小さな発表会がありました。
私たちSCSミュージカル研究所メンバーは宮城県七ヶ浜町にかれこれ14年以上前から通い続けています。そして「七ヶ浜国際村パーフォーマンス・カンパニー」と称する、ミュージカルグループの「NaNa5931(ななごーきゅーさんいち)」と、パーカッション・グループの「Groove7(ぐるーぶせぶん)」の2つのグループの公演制作・指導を担当させていただいております。

さて、この2つのグループによる「年度末発表」。年に一度の本公演とは別に、メンバーご家族や関係者をご招待して、年度や学年が変わる節目に、国際村ホールでのパフォーマンスをご覧いただくもの。もう恒例となりつつあります。
メンバーご家族の方々にも、お稽古の雰囲気、成果を楽しんでもらおうという趣向です。


昨夜は、NaNa5931を担当していた町職員のSさんが人事異動となったこともあり、舞台で最後のパフォーマンスに特別参加してくださいました。彼は震災以降、時折子どもたちと一緒に各地の公演に参加してくださっていたこともあり、みんなの人気者です。
写真右側がSさんですが、この画像からも、子どもたちと馴染んでいる様子がうかがえるかと思います。


Sさんのおかげで、町や、役場と子どもたちの距離がぐんと狭まったように感じています。


Sさん本当にお世話になりました。
花束贈呈のあと、メンバーひとりひとりに声がけされる姿が、印象l的でした。涙がきらりと光るかたも何人か…。


一方、パーカッショングループのGroove7では、東京の大学進学や、医師の国家試験に向けて一時的にグループを離れるメンバーもあり、こちらも、一区切りとなるステージが繰り広げられました。


それぞれの想いを胸に、メンバーたちは離れてゆきますが、ここ七ヶ浜を、国際村を、とても愛して下さっていることがひしひしと伝わってくる素敵な時間でありました。
子どもたちを大切にして下さる七ヶ浜町。町の皆さんのあったかい気持ちをうけて、みんな幸せそうに見えました。

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