メンバーは、かつて歌津龍の舞や、歌津小学生ミュージカルを創った作者の梶賀千鶴子先生、作曲を手がけた榊原光裕先生、当時小学生ミュージカルの指導に当たっていたSCS指導員の藤田和正、段家亜紀子(シェンコ)、そしてSCSミュージカル研究所マスターコースの研究生たち。さらに応援スタッフとしてSCS創設メンバーの松沢幸男、照明の山口清史氏、岡野太君が駆けつけてくれました。総勢17名の訪問団となりました。
瓦礫の町なかを抜けて、歌津中学校体育館に到着後、宮城復興支援センターにて手配の支援物資や野菜を搬入。同時に手分けして発電機や簡易PAシステム、榊原氏持参の電子ピアノなどをセッティング。すべて持ち込み「完結型」のチームです。
中学校のグランドでは、サッカー日本代表の岡田監督が慰問に見えて、その時間と重なったので、避難所内に人が居なくなるのではと心配しましたが、こんなに沢山の方が集まってくださいました。
みなさんからは、暖かい拍手、手拍子をいただきました。何人か振り付けを思い出して踊ってくださった方も。「またきてね」「またくるね」「げんきでね」
帰りに南三陸町志津川の災害対策本部のある仮庁舎に古くからの友人でもあるS課長を訪ねました。久しぶりに元気な顔を見て、お互いに泣けました。生きていてくださってありがとう。
近くで見つけたわんちゃん。この子もきっと震災を体験しているのだなと思いました。動物たちにとっても未曾有の災害です。
帰りみち。夕焼けのオレンジを背景にした遠くの山の稜線。震災後は美しいものを見るだけで涙が出ます。
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