2015年7月16日木曜日

MUSICAL「カミナリム」制作レポート(4)【ちょいと工夫】の巻

「カミナリム」プロデューサー捕、草薙潤一氏はマルチタレントです。音楽制作から会計、総務、時には俳優までやってのけます。一方で、スタッフや出演者からは「なぎちゃん」と親しみを込めて呼ばれる人気者でもあります。
そんななぎちゃんが、隣の部屋の物陰で何やらトンテンカンと作業しているな、と思っていたら、なんと、創作楽器をつくっていました!


100円ショップなどで集めた素材を使って作ったという、ちょっとした打楽器です。純クリエイションには、通称「特殊工作員」(!)と呼ばれている小道具づくりの名人、F氏が居りますが、彼に対抗したのでしょうか(笑)F氏に勝るとも劣らぬアイディアマン。叩くとポンポンと小気味の良い音がします。
何でもSE(効果音)で使えるかな、ということで創ったそうです。ひょっとして、舞台にも登場したりして。すばらしい。

人気者といえば、稽古場でもちょっとした工夫を発見しました。バリトン歌手、佐藤一成氏の首にぶら下がっている自作台本のようなもの。なるほど、こうしてセンセからのダメ出しを素早く書き取ったり、不安なところを、確認するのですね。ふむふむ。…一説にはぶら下げているのではなく、お腹に乗っけているとの声もありますが(笑)


舞台を作り上げていく過程では、各人の様々な工夫をあちらこちらで発見、クリエイティビティ百花繚乱。感心することしきりの私です。


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