2015年7月25日土曜日

MUSICAL「カミナリム」制作レポート(9)【キャスト劇場入り!】の巻

「カミナリム」スタッフ、キャスト、ミュージシャンたちがいよいよ劇場入りいたしました。
緊張感の漂う舞台稽古。
その様子をちょっと覗いてみましょう。
ノーメイクでの場当たり写真ですが、ちょいと拝借して、パンフレットには載っていないSCSの人物紹介も兼ねて…


まず最初に上記写真左は、今回のタイトルローラー、「カミナリム」役の藤田和正(ふじたかずまさ)さん。
SCSミュージカル研究所の創設メンバーであり、初の海外公演であった「TAROH」トロント公演でも主役を演じたベテラン。現在SCSの主任指導員としても活躍中です。長年変わらないチャーミングな演技とダンスが持ち味です。

そしてそのお隣は、阿部友昭(あべ・ともあき)さん。
SCS「おとなクラス」のメンバー。元宮城県南三陸町歌津中学校の校長先生です。ご承知の通り南三陸町は東日本大震災の津波で、壊滅的ともいえる大きな被害を受けたところです。と同時に、かつてSCSメンバーが11年間歌津の小学校高に通って、ミュージカルづくりを行った場所。現在、阿部さんは震災時の体験を全国各地で語り部としてお話しする活動も積極的に行っています。

次は下の写真中央左側の女性。柏谷巴絵(かしわや・ともえ)さん。
小学校3年生からSCSミュージカル研究所で修行を重ね、高校卒業と同時に劇団四季オーディションに挑戦し合格。その後ライオンキングやマンマミア、ユタと不思議な仲間たちと不思議な仲間たち(ダンジャ役)など、これまでに1,000ステージ以上の劇団四季ミュージカルの舞台を経験している女優さんです。2013年からは、師匠の梶賀千鶴子のもとで、指導員として後進の指導にあたってきました。この夏ふたたび劇団四季へ活動の場を移すことが決まっており、益々の活躍が期待されます。
 

そして、最後は廣瀬 奏(ひろせ・かな)さん。(下の写真左)
3歳からSCSミュージカル研究所に所属し、いくつかのSCS作品にて主演。2012年ミュージカル「アニー」オーディションに合格し、ペパー役で全国公演に出演した経験を持っています。現在は師匠梶賀千鶴子のもとへ戻り、中学校に通いながら様々な舞台活動への挑戦中。今回は初めてテノール歌手(佐藤直幸氏)とのデュエットに挑戦です。


このほかにも、ご紹介したSCSミュージカル研究所はたぁーくさんおります。それは、いずれあらためて。

さあ、今日はいよいよゲネプロ(最終舞台稽古)、そして本番です!
チケットを手に入れられたラッキーな皆さま、キャスト、スタッフ、心よりご来場を申し上げております。

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