七ヶ浜からの帰り道
仙台のまちに入ってから
少し遠回り
いつもとは違う通りに入った
私は滅多にそういうことはしない性質(たち)なのだけれど
いわゆる気まぐれというやつか
路地に入ると、
道の先っぽの上のほう
遠いけれど、おおきな半月が浮かんでいた
なぁ~んだ、そこにいらしていたのね
すると、
半月は街の向こうに隠れるような素振り
あとの半分は、どこにいったのか
ある人が、
月と母のイメージを重ね合わせていたことを思い出す
そういえば、
今日は4度目の、今年最後の月命日
あとの半分はどこにいったのか
街角の月に問い詰めたくなった
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