なぜか、お互いに、音楽家やラジオ関係者など、同世代かつ共通の友人がいた、というところから発展してのパーティー企画。
昨日は、そんな友人たちが集まって実現、日暮れ時からの佳きひとときをいただきました。
折しも地下鉄東西線の開通、そして光のページェントの点灯式の日と重なり、ちょっと込み合う定禅寺通りを抜けて友人宅へ。
ご主人は、こんなふうにご自宅2階のベランダにダッジオーブンを準備し、僕らの到着時間に合わせ、何時間もかけてポークビーンズをつくってくださいました。水を一切使用せず食材からの水分のみで煮込まれたそうです。
時間がかけられているお料理には、味に風格や品格のようなものが出てきて、パーティーでの話題も華やかになるんですね。
次々と繰り出される手料理の数々、全部はご紹介できませんが、それぞれに何かしらのこだわりがかけられている逸品たち。その美味しさは勿論、外で飲んだり食べたりすることが殆どの私にとっては、とても新鮮で豊かな気持ちになったひとときでした。
そして、何しろ集まった仲間はみんな仕事は違えど、同性代。お医者さん、ラジオ番組パーソナリティ、オーケストラメンバー、薬剤師、エスティシャン…。
暖炉を囲んだり、友人出演の映像を鑑賞したりしながら、同世代ならではの話題にほとんどハードルが無い状態で、大いに盛り上がり、あっという間に夜は更けていったのでありました。
震災後、私の生活において、金銭や時間の使い方や考え方に大きな変化がありました。3.11以降、大切にすべきことは自ずと絞られていきました。
そして、その中で家族に次いで最も大切な存在、「友だち」というものは、かくも有難きもの、素晴らしきこと、と再認識させて頂いた晩でありました。
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