2016年1月14日木曜日

裸参り

事務所で仕事をしていると、カランカランと鐘の音が外のほうから漏れ聞こえてきました。
仙台の風物詩のひとつにもなっている通称「裸参り」です。

正式には大崎八幡神社での「松焚祭」というのだそうですが、地元の私たちは親しみを込めて「どんと祭」と呼んでいます。1月14日の夜、そこで焚かれるご神火めざして、人々が褌姿で参拝します。
もともとは、仙台城下の造り酒屋さんの杜氏の方々がはじめたご神事。今では毎年数千人の方がこの「どんと祭の裸参り」に参加されるそうです。

写真は、SCS事務所の向かい側からNTTグループさんご一行がスタートした様子です。さっきの鐘はこの行列から聞こえてきたのでありました。時刻はまだ午後3時ごろですが、最近は、企業の皆さん、早い時間にスタートするようですね。



不肖ヒロセ純も若いころには、これ、やっていました。
学生時代に寮生のみんなでやった裸参りでは、雪がどんどん降ってきて、裸の方や、頭の上に積もってものすごく凍えたこともありました。しかし、なぜか風邪はひかなかったなぁ。
今ではよき思い出。

SCSを立ち上げてからも、90年代の何年かは仲間と参加していました。最後にやったのは1997年ごろですから随分まえのことになります。
そういえば裸参り用のSCSミュージカル研究所の提灯も作っていたのだけれど、あれはどこへいったかな。

あの提灯、いつかまた出番がくるのかしらん。



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