2016年2月5日金曜日

仙台フィルと七ヶ浜

東日本大震災で、七ヶ浜町(宮城県)は町の面積の3分の1が津波の被害を受け、100名を超える方が町内で尊い命を失いました。
当時、私がたちがミュージカルを教えたり上演したりしていた町の文化施設の一つである七ヶ浜国際村も避難所となり、なかなk希望の光が見いだせない状況が続いていました。

そんな時、以前からお付き合いのあった日生劇場(東京)の皆さんのご尽力により、町に不思議の国のアリスに扮したソプラノ歌手、鵜木絵里(うのき・えり)さんと、9人編成の小さなオーケストラが私たちを励ましに来てくださいました。
『アリスのクラシックコンサート』です。
私たちは音楽を聴きながら、楽しい舞台を拝見しながら、自然に頬をつたう涙を感じていたのを憶えています。

これが その時の写真です。震災からちょうど3か月が経ったときでした。


さて、今年はあの忌まわしい大地震が起きてから5年を迎えることになります。
こんどは、あのとき七ヶ浜を訪れてくださったメンバーを含む仙台フィルハーモニー管弦楽団の皆さんが、フルオケでやってきてくださいます。


七ヶ浜国際村を拠点として活躍するNaNa5931のメンバーと仙台フィルの皆さんによる、プログラム終了後のスペシャル演奏も予定されているようです。


皆さん、2月6日(土)の夜は、ぜひ仙台フィルの美しい演奏と、スペシャルプログラムをお楽しみください!

お問い合わせは、七ヶ浜国際村(022-357-5931)まで。 


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