ウヰスキーの水割り。
このお店のバーテンダーY氏がつくる水割りは美味しい。
元来下戸に近い状態の私が美味しいなどというのは、甚だ心許無い表現であるけれど「美味しい」と感じるのだ。
そのことをY氏に告げると
「水がいいんでしょうかねぇ」
と、さらりと答え、使っているお水を見せてくれた。
「そりゃぁ、お客様のために心を込めておつくりしてますからぁ」などと、客に対してC調な発言を彼は決してしないのだろう。
そんなY氏の実直な性格が、カウンターの落ち着いた雰囲気を作り出し、私のようなウヰスキー初心者にも、きっと優しい味を感じさせるのだ。
カウンターで、水のボトルを観ながら
水について、しばし想いを馳せる。
震災直後は、水に苦労した。
まさかこんな時間が持てるようになるなどとは夢にも思わなかった。
あの感覚は忘れずにいたいものだ。
震災後の、いのちをつなぐ水
今、わたしのいのちを潤す水
私という生き物は
なぜかこの水の惑星に生まれ、棲み
そして
いつかまた生まれたこの惑星に
同化していくのだろう
…などと
思わずカッコつけた台詞でも言いたくなるような、バーカウンター@the1965
さてと、文字通り「連休」の皆さん横目に明日もお仕事がんばるぞっと(笑)
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