毎週通ってきている七ヶ浜町
海もきれいだが空も美しい
今日も稽古場になっている七ヶ浜国際村に
到着する頃には
予想通りの
夕焼け
これからの季節、子どもたちのお稽古が始まる時間になれば、外で夕焼けは益々美しくなる
こんな夕日を見ると
「同じこの夕日を見ている人がいるに違いない」
などと妄想することがある
特に、今日のような楽しげな景色の時には
つまり
政宗公の兜のようなお月様も夕焼けとランデヴーなさっていた
しばし見とれたのち
「もしや」と思い、
国際村敷地内の水に浮かぶようにある
野外劇場の裏手にまわってみれば
やはり
水面に政宗殿の兜のような月がゆらめいていたのである
ミナモノマサムネ
山に囲まれた米沢でお生まれになった政宗殿
いまだに水面がお好きなのであろうか
ついには海を越える夢まで描かれて
常長殿を遣いに出された
このすぐ近くには月見岬という名の場所もあり
かつて政宗公があまりの見晴らしの良さに仮御殿を設けた
との言い伝えがあるのも七ヶ浜
400年以上たった今でも
このあたりから見る空も海は
とにかく
美しいのである
それにしても
政宗さま
人の描く夢というものは
いつの世も
果てしないものでございます
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