来年からわが社のメンバーに加わっていただく予定のKさんと主宰の梶賀センセの二人が、先日、東急オーブで上演されていたミュージカル SINGIN’IN THE RAIN ~雨に唄えば~(アダム・クーパー主演) を観に行って、非常に面白かったってな話を聞いておりました。
それが、脳みそのどっかにひっかっていたのでしょうか。昼休みに昔輸入盤で手に入れたジーン・ケリー(1912-1996)のDVDを引っ張り出して観てしまいました。
やはり、今更ながらですが彼はまちがいなく天才です。こういう天才のダンスを観てきた次の天才が現れて、次の時代へと発展して、ダンスの系譜が連綿と続いていくのだろうなぁ、と再認識。
先日は能楽に触れる機会を頂戴しました。一方、このDVDでもいろんな方がクラシックバレエに言及、もしくは比較するような内容の場面が出てきます。
私の少ない経験からも感じるのは、新しいものが作られるとき、どこかに古典的な様式美が取り入れられているものは、将来にわたって語り継がれるような作品になることが多いような気がしています。
私たちの父、母、祖父、祖母、曽祖父…時代をさかのぼって、誰か一人が欠けても今の自分が存在しないように、ダンスや音楽の世界でも、古典的なものに対するリスペクトは、今を生き、新しいことに挑戦する場合には大いに必要なことなのではないでしょうか。
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