青空の仙台を出発して、栗子峠を抜ければ、そこはまだ冬の様相。
しかし、稽古場では、梶賀センセ自らによる振り付けや指導が行われていて、団員たちは大汗をかいています。
昨夜は「よねざわおはりこーず」の皆さんが製作して下さった衣装合わせも行われました。
あっという間に稽古場の前は銀世界。
猛吹雪を写真に収めようとしたけれど、うまくとれませんねぇ。稽古場を出る頃は暴風雪のピークだったのかもしれません。何度か、いわゆる「ホワイトアウト」という状況になりながら、米沢を後にしたのでありました。
でも、あえて雪の中のなかに立つと、頬に雪が当たってくる感覚。ああ、この吹雪。これは、私自身に、ものすごく懐かしい感覚を呼び戻してくれました。
18歳までこの土地で冬を過ごしていた私の肌は、米沢の西にある「なでら山」おろしの風の音、冬の夜の風吹の怖さや気持ちよさをしっかりと覚えていたのでした。
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