2015年2月6日金曜日

何ゆえ通い続けているのか

このブログに初めてもしくは、最近いらっしゃるようになった方々には、筆者と七ヶ浜町との関係についてちょっと説明不足かもしれません。
そこで、少しご説明を。

宮城県仙台市からみると東側20数キロメートル地点にある、人口2万人弱の七ヶ浜町。
小さな町ながら、明治のころから海の高山(七ヶ浜町の高山地区)、山の軽井沢、湖の野尻湖と並び日本三大外国人避暑地として美しい景観を誇る町でもあります。

そこに筆者を含めSCSミュージカル研究所は2001年から毎週通い続けています。
七ヶ浜の子どもたちとともに、ミュージカルやコンサートの舞台を制作・上演するためです。
そのプロセスも含め、七ヶ浜町が管轄する七ヶ浜国際村事業協会の皆さまとともに「舞台芸術人材育成事業」と位置づけ、教育プログラムを実施しているという訳です。

昨夜も、ホールロビーでは、マリンバ奏者の星律子先生によるパーカッションの指導、


一方、ホールでは、梶賀千鶴子先生による合唱隊の指導が行われておりました。


それぞれ、パーカッショングループのGroove7(グルーブセブン)とミュージカルグループのNaNa5931(ななごーきゅーさんいち) のメンバーの一部です。

私は、この2つのグループのプロデュースを仰せつかっているというわけなのです。別名センセがたの運転手とも呼ばれていますが(笑)、とにもかくにも通い続けて来年で15年になります。

この間、ご承知のように、七ヶ浜町は先の東日本大震災において、町の面積のおよそ3分の一が津波による被害を受けた場所です。しかしながら震災後は、この育成事業が様々な局面で、復興に向けてのお手伝いをすることになりました。ここでは、詳細を省きますが、ご興味のある方は、ぜひこのブログの「七ヶ浜」や「地震」のタグのついた記事をご覧になってみてくださいませ。
震災復興と、舞台芸術。関係がないようで、実は深い関係があるのです。

昨夜の七ヶ浜の子どもたちも、お陰さまで元気いっぱいで稽古に励んでありました。
これからも益々パワーアップして、彼らとともに七ヶ浜からの楽しい舞台、楽しい音楽づくりを続けてまいります。


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