恥ずかしながら、音楽も舞台も初めて体験する作品「後宮からの逃走」。
仙台オペラ協会による上演です。演奏は仙台フィルハーモニー管弦楽団。末廣誠さんの指揮による素晴らしい演奏でした。
さて、事務所からてくてく歩いて、定禅寺通りストリートジャズフェスティバルでにぎわう定禅寺通りを横切ると、通りに面した東京エレクトロンホール(宮城県民会館)。仙台市内で、フルオケで、オペラを上演できる劇場は、はっきり言ってここしかありません。
一方仙台のお祭りとしては、代表的かつ大規模なものに成長したジャズフェスには、友人知人が沢山出ているのですが、今年は、聴きに行けずにすみません。何しろ、昨日は昨日でオーディション、今日は午前中、お仕事。キッズクラス(日曜コース)もありました。
昨日オーディション会場であった稽古場は、日曜の朝から大賑わいです。皆さんが休日として過ごす時間は、我々にとってほとんどの場合、こうしたお仕事タイム。しかし、子どもたちと共有する時間、たまにはオペラを観る時間があるということは、もうそれだけでも幸せな人生なのだと思っています。
さて、オペラの会場。
仙台オペラ協会の昨年の公演は「こうもり」(梶賀千鶴子演出)でした。そんなこともあって、出演者や客席には、顔見知りや友人がちらほら。
今年の作品は、3幕ものでモーツァルトが26歳ごろに書き上げたという大作です。芸術監督の佐藤淳一氏によれば、この作品が全曲オーケストラつきで上演されるのは東北では初めてとのことです。貴重な公演に立ち会えたのだなぁ、と感慨を深くしました。
仙台オペラ協会は、宮城県において唯一自分たちの力でオペラを上演し続けている団体です。同じく仙台において自力で舞台制作上演している団体として、 先輩格のオペラ協会の活動を誇らしく感じています。
私はオペラは素人でありますが、今後も微力ながら応援を続けていければと思っています。
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