立ち上げからお手伝いしている、仙台市青葉区愛子(あやし)地区の「カッパダ川」にまつわる事業。
先週末はその事業の一環として行われた「マスコットキャラクター」デザイン選考会に審査員としてお招きいただきました。
子どもたちがこころを込めて描いてくれた200点以上のデザイン画から、1点だけを選ばなくてはなりません。もちろん、私以外にも審査員の先生方がいらっしゃって厳正な審査と協議のうえで決定されるのですが、それにしても、どれもこれも力作ばかりで甲乙つけがたし。ほかの審査員の先生方もじっくりと時間をかけておられました。
まったくどの作品をとってみても、子供たちの発想は、たいへんに面白く、個人的には大いなる刺激を受けて、審査を終了したのでありました。
果たして、オトナというものは、子供が大きくなった生き物なのだろうか。成長ではなく、退化し続けている生き物のような気がしてなりません。
子どもの発想には宇宙的な広がりがあるものが多く見られます。
しかも、オトナのように意図して描くのではなく、自然に描かれています(多分)私が子どもだった頃にもこんな感性があったのだろうか、こんな表現を思いついたであろうか、と感心しきり。
近頃は、あらゆるところでパワーポイントや、スライドの類を使用してプレゼンテーションや説明が行われていますね。かくいう私も、プレゼンツールとしてその類のものをよく使いますが、実はそーゆー資料を作るのも、プレゼンを見るのもとても疲れます(笑)
本当に人を動かすプレゼンは、実は自分の体や感覚、言葉をフルに活用したプレゼンかも…子どもたちデザインした絵を見ながら、そんなことを考えていました。
この絵たちは、音や言葉を発しないけれど、おそらく全く持って彼らのプレゼンス。おおいなる存在感があります。
プレゼンテーションっちゅうもんは、相手を納得させるのことではなく考えさせることなのかもしれないなと思った次第であります。
写真は、昨日の芋煮会会場にて。
青空のもと、遊具で遊ぶこどもたち。
それにしても、子どもに出来て、おとなにできないこと(できなくなったこと)が多すぎます(笑)
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