宮城県などが主催し昨年上演したミュージカル「常長の祈り」(作・梶賀千鶴子、音楽・上田亨)。当日宮城県民会館でご覧いただいていた、伊達政宗公・支倉常長殿誕生の地、山形県米沢市の皆さんからもご好評を頂き、この夏は米沢にお招きいただき、かの地で大々的に開催された「全国田んぼアートサミット」のなかで上演させていただきました。
その様子は、地元のケーブルTVでも今月に入って何度か放映されておりますので、米沢地方の皆さんはご家庭でご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
さて、このたび、その作品を野外で上演いたします。
野外といっても仙台市中心部商店街に設置するイベント用の小さなステージ。ご依頼をよくお聞きしてみると、さまざまな制限があることから、作品の長さもキャストも5分の一に削って、照明も音響も無いところでの上演です。
「そんな、無謀な」というご意見もありましたが、正宗公も常長殿も400年前に誰もやっていなかったことに挑戦されたということに倣って(それに比べれば大変小さなことですが)お受けすることにいたしました。
華々しい大劇場のあとに、小さな舞台。常長の生涯にも似て、良いかもしれません。なあgれとしては結構気に入っています(笑)
しかし、作品構成上さすがにPA(音響)なしというわけにはいきませんので、自社のありものかき集めて、弊社のアシスタントプロデューサー自らPA操作にあたるなど、社員総出で取り組みます。そんなわけで、当日はどうなりますことか。まさに常長チームのアドベンチャーですな。ぜひご期待ください。
「常長の祈り」ショートバージョン
10月4日(土)5日(日)
それぞれ13:00と14:30の計4ステージです。
上演時間は約30分。
場所は藤崎デパート(仙台市青葉区一番町)サンモール側特設ステージ。
米沢織で仕立てて頂いた常長のあの衣装を私が野外で着用するのは最初で最後かも。
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