11日になると、どうしても重めの言葉が出がちです。
しかし、時は過ぎゆくし、地球はまわるわけで。
今日の午前中は「キッズクラス」のレッスンがありました。
日曜日のキッズクラスは今年初めてのレッスンということで、SCSの代表者として稽古場にて冒頭に少しご挨拶をさせていただきました。
春には発表会も計画されているから、ことしもみんなで楽しくミュージカルをつくりましょう!というと、元気な声が返ってきました。子どもたちと一緒にいると、自ずと笑顔になってくるものです。
さて、キッズクラスへは原則として3歳から加入できることになっています。
試しに、新人さんのひとり、可愛らしい小さな女の子の誕生日を訊いてみると、なんと2011年11月うまれ!という応え。
ほほう、というこは、震災後にこの世に生まれて来なすったわけなのですね。
♪震災を知らない子どもたちさ~(フレーズが古くてすみません)
そうなのです。震災後に生まれた子どもが今や稽古場で、歌ったり踊ったりするほどの時間が経ちました。
このブログでも何度か書いていますが、震災後にSCSの活動の指針、キーワードとして「子どもの笑顔」を据えています。
私たちが居なくなった後も、この子どもたちは世界を動かしていきます。
少なくとも自分の周囲にいる子どもたちが安心して笑顔を見せているような環境作りが私たち大人に課せられた復興事業であると信じています。
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